人間の免疫メカニズム(5)キラーT細胞

マクロファージをはじめとする白血球は当然の事ですが、

〝人間の細胞は攻撃できない (∪_∪)b〟

という特性を持っています。


この特性が無かったら、赤血球は体内の健康な細胞まで攻撃してしまい、大変な事になるわけですが、通常は白血球にはちゃんと自己細胞と〝侵入した異物〟を見分けられますので心配はありません。


ところが、インフルエンザウィルスの乗っ取られた細胞は、あくまで〝自己細胞〟であり、普通は白血球が攻撃できない事になります。

そこで、インフルエンザウィルスに乗っ取られた細胞は、最後の力を振り絞り、細胞内で増殖するウィルスの一部を細胞の外側に貼り付け、

「ワタシは、ウィルスの乗っ取られました 。・゚・(ノД`)・゚・。」

という〝目印〟を示すわけです。
----- EXTENDED BODY: この目印を発見して、インフルエンザウィルスに乗っ取られた細胞に直接攻撃を仕掛けるのが

〝キラーT細胞〟

と呼ばれる白血球になります。


キラーT細胞は、インフルエンザウィルスに乗っ取られた細胞に接触すると、その内部に酵素を送り込んで、

〝細胞そのものを殺してしまう ( ̄□ ̄;)!!〟

というウィルス駆除を行う役目を持っており、増殖したウィルスをシラミ潰しにするよりも、ウィルスを〝生産〟している大元を叩く、というわけです。


このように人間は、インフルエンザウィルスが体内で増殖を始めると、様々な免疫機能を駆使してそれを撃退します。

初期のマクロファージや顆粒球でのウィルス駆除だと、まだインフルエンザウィルスの増殖スピードの方が早いのですが、体内でB細胞が抗体を量産し始めた段階で形成は逆転し、最終的に体内からインフルエンザウィルスは駆逐され、

「インフルエンザ完治 ヽ(´∀`)ノ」

となるわけです。

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